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江田由紀浩の『虎ヲ被レ』

プロフィール

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江田由紀浩の『虎ヲ被レ』
ブログ紹介
札幌で活動中の役者で、
近年は脚本・演出も多く勤めたり、
コミックロックバンド・エダサリバンズではボーカルを担当しつつ、
ネットラジオ『江田noファンクラブ』『みょう。と、えだ。』で喋る、
そんな江田由紀浩が、夢のような世の中に奉る、
時には剥いだり剥がされたり、人情味溢れる可愛らしい、
猫を被るより『虎ヲ被レ』という名のブログ。
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馬鹿馬鹿しくて、くだらなくて、ホッとしてる。『分泌指南 vol.2』が終わって思ったこと。

2017/04/26 20:13
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イレブンナイン『分泌指南 vol.2』が終わったよ。

去年同様、やりたいことをやらせてもらった。客演してくれた面々、サポートしてくれたスタッフ達、イレブンナインのメンバー、その代表の納谷さん、そして観に来てくれたり気にしてくれたりした物凄い数の皆さん、ありがとう。

寝て、起きて、改めて昨日までやってたことの異常さに驚いてる。狂気の沙汰だ。無茶苦茶だ。あんなに素敵な無茶苦茶は自慢でしかない。つまりは、さっき挙げた、演者、スタッフ、観に来てくれたり気にしてくれたりした物凄い数の皆さん、とにかく関わってくれた全部が俺の自慢なんだ。

もちろん、アレだよ、自分自身にみんなを牽引するような、カリスマ性?みたいなモノがあるわきゃないってことは20年くらい前から分かってて、あ、20年くらい前は可笑しな勘違いをしてたのね。ま、それはさておき。だからこそ、こうやって自慢できる人達のチカラが俺には必要だ。

正直言うと、本番に入ってからも自分のエゴに付き合ってくれるみんなに対して申し訳ない気持ちがあったよ。だって稽古も衣装探しも小道具作りも本当に無茶苦茶だったから。協力してくれてありがたいなと。でも「申し訳ない」とか「協力してくれて」みたいな発想が失礼だなって思った。

関わってくれた俺が知る限りの全ての人達は「江田の無茶苦茶に付き合わされてる犠牲者」であるワケがないんだよね。なんちゅう馬鹿げたことを思ってたんだろうね。演者もスタッフも、観たり気にしたりしてくれた人達も、みんなそれぞれ自分で選んで無茶苦茶に関わってくれた。嬉しいね。

だからきっと次はあって、俺がやるべきは、なんか変な言い方だけど、無茶苦茶をなるべくストレスの少ない無茶苦茶にできるか、かな。楽しいだけの無茶苦茶。もちろん「つらい」とか「苦しい」とか「めんどくさい」とかは当然生まれるけど、「楽しい」の中のそれらは頑張れるからさ。

なんかこんなことを書いてると次はもっと無茶苦茶なことを考えてみたくなるよね。大袈裟だけど野望みたいなことをさ。でかい夢を語るのは柄じゃないけど、「そりゃ無茶だろ」が「あれ?出来ちゃったね」になるのは痛快だし、その時はきっと俺の自慢がもっともっとたくさん増えてるんだろうね。

あ、最後、自分に言っておこう。
最終日、5時間半ってなによ!!笑
14時に始まって19時半に終わるっておかしいだろ!!笑
そりゃ狂気の沙汰だっての!!笑
でもって、それが3000円ってのもおかしいだろ!!笑
そりゃ儲からねえよ!!笑
馬鹿か、俺っ!!!笑

わ!そこに触れちゃったら書かないわけにいかん!!笑
演者とスタッフに見合ったギャラ払いてえよお!
無茶苦茶に見合ったギャラをよおおお!!
俺も貰いてえよお!
8作品の演出と全体のディレクション、なまら大変なんだぞおおお!!!
それを踏まえ、馬鹿なのか、俺っ!!!笑

ってことで、文章としてはこんな感じ。
そのうち、ネットラジオ『江田noファンクラブ』でいろいろ話すね。
じゃ。
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「イレブンナインプレゼンツ ギャルソンモンケ『乙女の祈り』」が終わりました。

2016/11/29 05:28
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【『乙女の祈り』終演!!】
演出した舞台、「イレブンナインプレゼンツ ギャルソンモンケ『乙女の祈り』」が終わりました。多くの方々に観てもらえ、更には面白がってもらい、嬉しくて仕方ありません。ご来場いただいた皆さん、気にしてくれてた皆さんに、心から感謝申し上げます。

出演した俳優達、澤田未来・上總真奈・廣瀬詩映莉にも所属劇団員とはいえ感謝してます。というのも今回は珍しく怒号こそ飛ばさなかったものの、それでも苛ついたりはしましたから。無茶を言うし、しつこいし、なのに、よくぞ耐えてくれました。(笑)ありがたすぎます。
そして、自惚れ感が酷いですが、今回の舞台、「この三人史上、それぞれ最も素晴らしかった」と思ってます。あ、うーん、廣瀬詩映莉は川尻恵太くん脚本演出の『れっとうのはて』があるか…じゃあ、彼女に関しては1位タイってことで。(笑)そして、これはあくまで俺個人の感想です。なので「『◯◯◯』の時のほうが良かった!」とか言わないでください。(笑)

もちろん、それぞれに課題はまだまだあります。同様に俺にもまだまだあります。ありすぎます。それが見つかって良かった公演でもありました。どうぞ、今後にご期待ください。
なんだか長くなってますが嬉しかったことは他にもありまして、イレブンナインの納谷真大・小島達子・明逸人、この三人がとても面白がってくれました。古くから一緒にやってる仲間がそんな風に思ってくれるってのは別次元の喜びです。嬉しい。

で、これで最後にしますが、最近、イレブンナインに入った新人達と交流をもてたのも良かったと思いました。

ってなワケで、どうぞこれからもよろしくお願い致します。自分が面白いと思うことを、同様に面白いと思ってくれる人が増えるといいな。そのために、自分が面白いと思うことを見つけたり、発明したりしていきます。
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イレブンナイン dEBoo #2 『そして誰もいなくなった』のことを中途半端に。

2016/08/09 03:08
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まず自分のことから話せば、配役を決める本読みの時に「あ、なんか見つけたかも」と。もちろん、その後、あっさり見失うんだけど、“小心者の精神科医”はその時、やってみたい役になった。今までに試したことのないタイプのキャラクターで自分としては博打に近い感じだったのに、任せてくれた演出家にとても感謝している。

臆病で、プライドが高く、常に苛ついていて声を荒げることも多い。きっと嫌われる役だったに違いない。あまりに人間らしいのだ。自分の中にある隠したい、消し去りたい卑劣さに溢れている。何度も自分と重ねた。「きっと彼も自己嫌悪と戦ってるのであろう」。

さて、イレブンナイン dEBoo #2 『そして誰もいなくなった』に於いて、もっとも嬉しかったのは京極くん、榮田さんと共演できたことだ。この業界に入り、エンタメ街道まっしぐらな俺にとって、芸術の領域で活躍されてきた御二人と絡む日が来るなんて!20代半ば、芸術っぽい舞台が大っ嫌いだったけど、御二人が出てた「千年王國」という劇団は別でした。「凄い人達がいるもんだ」と毎回感心させられました。いやー、嬉しかった。出演してくれてありがとうございました。

というわけで、本当はまだまだ書くべきことがあるのだけれど、飽きる前に止めておこう。

今回もたくさんの皆様に観てもらい、気にしてもらい、お世話になりました。感謝。
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イレブンナイン co;dEBoo 『れっとうのはて』のこと。で覚えてること。でたまたま書いたこと。

2016/06/26 00:27
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イレブンナイン co;dEBoo(コデブー)の『れっとうのはて』が終わり一週間。えっ?一週間?そう、一週間。もっともっと前のようにも思うし、ついさっきまでやってたようにも感じるし、一週間前とか7日前とか、当たり前だけど604,800秒前だなんてどうにもピンと来ない。なんだかベタで恥ずかしいけど夢の中の出来事と似てて、中でも、なんか良い感じの夢だ。

良い感じの夢に思えるのは川尻くんはじめ共演してくれた皆のおかげだ。皆のおかげだと思えるのは、もちろん可能性として「短い稽古期間だったので自分と合わないところを見つけてしまう前に終わったから」ってことも否定は出来ないけれど、きっとそうじゃなく、いや、この際そうだったとしても、「だからどうした!」ってな具合で、そんな風に思えるくらい皆のことを好きでいた。

だから、とても信用してるくせに、とても心配だったし、例えば開演一発目のエレキくんの長ゼリは祈るような気持ちで聞いていた。ウソウソ。祈るような、じゃないな。ありゃ、本当に祈ってた。祈らなくても上手くいくのにね。あまりにも信用してる。

三男の名前が出たので長男のことも言うと、あ、俺は次男。まあいいや。亀井くんには勝手に助けられてた。役と同じように多くを語る人じゃないけど、存在に安心できて、年下なのに凄えや、と思った。もちろん向こうは「助けたつもりはない」って言うに決まってるけど、「つもりはない」のに助けてるのが凄い。

ってな感じで書いていくと「全員の分を書かなきゃならないのか?」と少し笑ってしまい、直後に「めんどくさいな」と思ったので書かない。書かないけど、皆のことを好きでいた。

誰もが思ってるけど、でも書くけど、川尻くんの本は良い。ギャグが多い。とても良い。脱線が多い。とても良い。だからこそ厄介で、笑いを担いまくってる箇所では「死ぬほど笑わせたい」と思うのに、それに負けない芯を持たせなきゃならない。「いやー、笑ったわ!」で終わらせるわけにはいかない。試行錯誤は面白い。だから、ずっと面白かった。

さて、こんな文章は楽しく書けてるうちに終わるのが良い。もう少し楽しく書けるけどこの辺で。皆、また一緒にやりましょう。皆、また観に来てね。皆、ありがとう。
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イレブンナイン『分泌指南』、配布パンフレットご挨拶文。

2016/04/05 00:29
本日は『分泌指南』にご来場いただき、誠にありがとうございます。

なんでしょう、『分泌指南』。落語『あくび指南』がタイトルの由来です。落語というと「笑えて、時に泣けて、最後にトンチの利いたオチがあって」、こんなイメージでしょうか。けど、中には馬鹿馬鹿しくてシュールで不条理で「だからなんなんだ」なんてモノもたくさんあります。『あくび指南』は、「あくびを教えてもらいにいく」ところから始まる、まさに設定自体がなんだか不条理で、おかしげで、非現実的で、よくこれが江戸時代に作られたなぁ、なんてな落語です。そんなワケの分からない「だからなんなんだ」なモノを作りたい、と思ってこんなタイトルにしてみました。

あとは「落語とは人間の業の肯定」という立川談志さんの言葉にも引っ張られてます。人間は生きていく中で、ドロッとした、なんとも説明し難い、いわば「良くないとされてる何か」が必ず溜まっていく。落語にはそれを吐き出させる役割があるんじゃないか。つまり、落語に出てくる登場人物達が繰り広げる馬鹿馬鹿しく、時には残酷な言動を見聞きし、疑似体験することで、人間は「良くないとされている何か」を吐き出し、バランスをとっているのではないか。そして、その登場人物達の「良くないとされている何か」によって引き起こされる「良くないとされている言動」を笑ってやることで人間として肯定しようじゃないか。という意味合いです。

あ、なんだか喋りすぎたというか、書きすぎましたね。

さて、『分泌指南』。発案は小島達子。短編を集めて、各ステージ毎に演目の組み合わせを変える。観に来られる方々が観たいモノを選べる。そんなことを札幌でもやってみたい。そしてそれが定着すると良いな。そう言っていました。

脚本はイレブンナインからは納谷、明逸人、僕。イレブンナイン以外では平塚直隆さん、山田マサルさん、渋木こうすけさん。皆さん、快く提供してくださいました。感謝申し上げます。

出演してくれる方々を見つけるのは少し大変でした。2月から3月にかけて公演が多かったようで、ほとんどの役者が自分の劇団や客演しているところでの稽古と掛け持ち。精神的にも体力的にも大きな負担をかけてしまいました。それでも出演するという判断をしてくれたことに深謝致します。

衣装や小道具。上演時間は普通の公演と同じでも、これらは通常の8倍。無茶を承知で発注し、客演の方々を含めた役者達のチカラをお借りしました。ありがとうございます。

あれ、こう振り返ってみると俺、何もしてないな。ごめんなさい。あーあ。
けど、さておき。

今日、観に来てくれた皆さん。本当にありがとうございます。『分泌指南』、くっだらないです。馬鹿馬鹿しいです。残酷なのもあります。しょうもないです。どうぞ「良くないとされている何か」をたっぷりと吐き出してみてください。(笑)

最後に、「イレブンナイン」という冠の下でこのような暴挙を許してくれた代表の納谷真大に心からの感謝を。
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HBCラジオ「一斉送信:宅飲みするよ!」、初回放送を終えて。

2015/10/08 03:46
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どうも、江田です。
一発目の放送、なんとか終わりました。
春菜ちゃん、クスミさん、岡崎さん、そして聴いてくれた皆さん、更には支えてくれたスタッフさん達と過ごした90分。なんとも忘れられぬ思い出深い時間。感謝しかありません。本当にありがとうございました。

と、やたら落ち着いたトーンで書いちゃってますが、ちゃんと元気です笑)ただただ嬉しかったんですよねー。長年、役者をやってまして、本当に小さな札幌の演劇関係の世界では多分かなりの人が俺のことを知ってくれてるはずなんだけど(自慢とかじゃなく、そこはとても狭い世界ってことね)、でも「ラジオという今までよりも広い世界で俺は何が出来るんだろう」とか思ってたワケですよ。「誰?この喋ってる人?」って話じゃないですか笑

もちろん、今までもHBCラジオでは「真夜中のあすぴりん」(毎週日曜深夜25:20より10分間)という番組をやらせてもらってはいましたが、この「宅飲み!」は金曜22:30から90分の、しかも生放送。そこに俺なんてのをブッ込んでくれたHBCラジオ、その度胸というか懐の深さにビックリです。

そして、聴いてくれた皆さん。温かいですわ。多くの方々がメール、ツイッター、このfacebook、さらにはLINE@で参加してくれました。たくさんのリアクションにどれだけ救われたことか。ありがとうございました。楽しく、面白く、良い意味でバッカバカしい番組にするべく精進しますね。これからも一緒に過ごしてください。お願いします。

さて、早速、次回の放送ですが、
春菜ちゃんのコーナー「進撃の春菜」では皆さんの日常で起きた嬉しかった事、哀しかった事、ムカついた事、感動した事、大笑いした事などなどをたっくさん教えてくださいね!

で、俺のコーナー「江田さん、出番ですよ!」もメール大募集です。
基本形はコレ。

江田 :春菜。
春菜 :あ、江田くん!
江田 :待った?
春菜 :ぜーんぜんっ!
江田 :なんか、ごめんな、急に呼び出したりして。
春菜 :ううん!でも、なに?そんな深刻な顔しちゃって。笑
江田 :春菜っ!!
春菜 :え?なに?
江田 :俺っ・・・俺っ
春菜 :ちょっとなによー?
江田 :春菜のこと好きなんだっ!!

ラストの【春菜のこと好きなんだっ!!】を替えて、面白くしてくださいね!
例として放送中に俺は【俺の先祖、武士なんだ!!】とか【ニシンは小骨が多いけど好きなんだっ!!】とか叫んでましたね笑)ということで、お分かりの通り、「なんでもOK!!」なのです!!皆さんの一言の後に森川由加里さんの「SHOW ME」がかかりますよ笑

どちらもメールの宛先は、nomi@hbc.co.jp

番組への感想、俺や春菜ちゃんへの質問もお待ち申し上げてます!!

※写真は、珍しく俺にしては、まともな顔してる写真。笑)クスミさん、ありがとう!!
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ネットラジオ「江田noファンクラブ」はまだ続く!聴かない奴だけ損をしろ!聴いた奴には神のご加護を!笑

2015/03/15 22:06
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「役者」と言いつつもラジオに対する思い入れは強く、何度も言うけれど、高校時代に寝る間を惜しんで何度も何度も聴いていた「ビートたけしのオールナイトニッポン」「とんねるずのオールナイトニッポン」は当時の最大最高最強の娯楽で、そこには言葉にしがたいワクワクやドキドキやハラハラがみっちりと詰まっていた。

テレビの中にいる彼らはまさにスターで触れることなど許されない、いや、触れるなんていう概念すら存在しない、もしかしたら幻なのかもしれないような実在のアイドルだった。

けど、ラジオの中の彼らは違った。もちろんヒーローではあるけれど、当たり前に一人の人間で、笑い転げたり、愚痴ったり、なんならムッとしたり、そんな誰もが持つ幾つもの感情で、大した取り柄も大した欠点も無いような人気者からは程遠い、それこそ卒業アルバムを開いて「こんなヤツいたっけ?」ってな印象の一高校生の鼓膜を震わせてくれた。

テレビ番組やCM、映画の裏話。休日はどんな風に過ごしたか。テレビだけでは知る由もない出来事を、もちろん笑いを交えて教えてくれる。裏の裏の裏、彼らに関する情報の最終地点。それを、あたかも大好きな親戚のおじさん、部活の先輩のような距離感で聴くことができた。それがラジオだった。

十数年後、立場は、天と地、月とすっぽん、雲(うん)と泥(でい)、一万円札と旅先で寄ったガストの次回ドリンク無料券、いやいやそれ以上に違うけれど、一高校生は札幌のコミュニティ放送のマイクの前で喋ることになる。当時、所属していたSKグループという劇団のラジオ番組だ。

「夢が叶った」と言えば大袈裟かもしれない。でも、それはそれは興奮した。俺が喋った。誰かが笑った。誰かが喋った。俺が笑った。それを誰かが聴いて、メールをくれた。メールを受けて俺は喋った。シンプルでダイレクトでだからこそ面白かった。そして、僭越だし、一歩にも及ばない歩幅だけど、ママゴトという次元で憧れのスターに近づけたつもりになった。

「江田noファンクラブ」はその数年後に始まった。SKグループを退団し、それに伴い劇団のラジオも終わり、半年後のことだった。小さなコミュニティ放送の社員の渋谷さんと小林さんが俺に再びママゴトの場を設けてくれた。しかも、今度は俺がメインの番組だった。それに付き合ってくれたのが児玉さん(ダマゲン)と玉手さんだった。

番組名は大好きだったビートたけしさんのテレビ番組「北野ファンクラブ」をパクった。いや、パロった。(笑) 今となっては「北野ファンクラブ」の存在を知ってる人は少なく、一見、「はあ!?『ファンクラブ』だなんて調子こいてるな!!」と思う方もいるだろうが、初めて言うが、タイトルの一部「noファン」に「ファンなんて居やしない」、「誰も聴いてなかったとしてもいいや」という自虐の意味も込めた。

児玉さんは同じ放送局で「ウーロック」という洋楽番組をやっていた。ちなみに同い年。聴いてくれた人は分かると思うけど、噛むし、咳き込むし、油断の塊だけど、常にリスナーと同じ視点で俺に話をフッてくれた。これは児玉さんの職業がライターであるところが大きいのだと思う。喋ることが何も思い浮かばない時、探って、引き出してくれた。実はこれが非常に大事だった。そして、ついこの間までずっと協力してくれた。

コミュニティ放送の場から去らねばならなくなり、ネットラジオ一本になる頃、田中(番組内ではタムシ)が参加してくれた。彼女はそもそもラジオが大好きで、聴きながら自然と身に付いていたスキルは素晴らしいものだった。合いの手や端的なコメント、笑い声の入れ方、どれをとっても彼女に勝る技術を持った俺の担ぎ役はいない。

田中が出られなくなる頃、逸人が手伝ってくれることになった。You know、失礼、思わぬタイミングで英語が出てしまったが、ご存知の通り、彼は役者で人前に出るのが仕事だ。当然、手柄だって欲しいだろうに、俺を神輿に乗せることに面白さを感じてくれた。もちろん遠慮を知らない俺はその神輿に悪びれずに乗った。逸人という人間のみが成せる業だったと思う。

2015年、「江田noファンクラブ」を続けることにした。それは未だにママゴトかもしれない。大きな放送局でも、ましてや小さな放送局でもない。スポンサーなんて付くワケがないし、パソコンがあれば誰だってできる。ネットラジオ。それでも、ラジオというツールが面白いし、面白がってくれる人がいる。俺は恵まれている。

今度の相棒は映画監督の高野資也さんだ。って書いてて思ったけど、俺は水谷豊じゃない。さておき、高野さんは話すことに於いては素人だ。年齢も俺より上で、俺は普段、彼に対しては基本的に敬語だ。そして、もう、児玉さんは居ない。どうなるかは分からない。でも、信頼できる人だ。きっと、それだけで充分なはず。喋り手が替われば、雰囲気も変わる。それに抗わず、新しいものを作れば良い。

これからも、一高校生は誰かの鼓膜を震わせる。馬鹿馬鹿しいこと、くだらないことで震わせる。気が向いたら、どうぞ、ご贔屓に。あ、最後に。エロいこと言っても怒らないでね。だって、一高校生なんだもの。どうも、すいませんでした。(笑)
記事へガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 10 / トラックバック 0 / コメント 3


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