2016/06/26 00:27
イレブンナイン co;dEBoo(コデブー)の『れっとうのはて』が終わり一週間。えっ?一週間?そう、一週間。もっともっと前のようにも思うし、ついさっきまでやってたようにも感じるし、一週間前とか7日前とか、当たり前だけど604,800秒前だなんてどうにもピンと来ない。なんだかベタで恥ずかしいけど夢の中の出来事と似てて、中でも、なんか良い感じの夢だ。
良い感じの夢に思えるのは川尻くんはじめ共演してくれた皆のおかげだ。皆のおかげだと思えるのは、もちろん可能性として「短い稽古期間だったので自分と合わないところを見つけてしまう前に終わったから」ってことも否定は出来ないけれど、きっとそうじゃなく、いや、この際そうだったとしても、「だからどうした!」ってな具合で、そんな風に思えるくらい皆のことを好きでいた。
だから、とても信用してるくせに、とても心配だったし、例えば開演一発目のエレキくんの長ゼリは祈るような気持ちで聞いていた。ウソウソ。祈るような、じゃないな。ありゃ、本当に祈ってた。祈らなくても上手くいくのにね。あまりにも信用してる。
三男の名前が出たので長男のことも言うと、あ、俺は次男。まあいいや。亀井くんには勝手に助けられてた。役と同じように多くを語る人じゃないけど、存在に安心できて、年下なのに凄えや、と思った。もちろん向こうは「助けたつもりはない」って言うに決まってるけど、「つもりはない」のに助けてるのが凄い。
ってな感じで書いていくと「全員の分を書かなきゃならないのか?」と少し笑ってしまい、直後に「めんどくさいな」と思ったので書かない。書かないけど、皆のことを好きでいた。
誰もが思ってるけど、でも書くけど、川尻くんの本は良い。ギャグが多い。とても良い。脱線が多い。とても良い。だからこそ厄介で、笑いを担いまくってる箇所では「死ぬほど笑わせたい」と思うのに、それに負けない芯を持たせなきゃならない。「いやー、笑ったわ!」で終わらせるわけにはいかない。試行錯誤は面白い。だから、ずっと面白かった。
さて、こんな文章は楽しく書けてるうちに終わるのが良い。もう少し楽しく書けるけどこの辺で。皆、また一緒にやりましょう。皆、また観に来てね。皆、ありがとう。
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